上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
東京に来てから凝りだしたもののひとつがオペラ。

なんたってチャリで東京文化会館に行けるのだから、こりゃ観ない手はないだろうと行ってみたら、ハマってしまった。
と言っても、チケットが高いので専らチケットの入手ルートはヤフオクかeplusの得チケだ。

GWの3日目、新国立劇場に「ムツェンスク郡のマクベス夫人」を観に行ってきました。

mtsensk.jpg

普段、初めて観る演目のときは事前に予習していくのだが、この日は朝からいろいろかまけていて時間がなくなり、「ロシアのオペラで、これを観たスターリンがキレたらしい」という程度の知識で行ったのだが・・・

とりあえず、エロくて驚いた。
しかも、「官能的」なんてヌルいものじゃなくて、ものっそい即物的な「エロ」。(笑)


【あらすじ】
ヒロインのカテリーナは商家の嫁。
だが夫は仕事で忙しく夜の生活もご無沙汰、口うるさい舅にもセクハラされて憂鬱な日々を送っていた。ある日、新しく入った使用人のセルゲイに「奥さん、欲求不満なんでしょう?へへへ」とせまられて、つい道を踏み外してしまう。
ところが、この不倫が舅にバレてしまい、セルゲイは鞭打ち&監禁状態に。怒ったカテリーナは舅を毒殺して、セルゲイと楽しい不倫生活を送ることと相成った。さらに、長期出張から帰宅した夫も二人で殺害、倉庫に死体を隠す。
しかし晴れて結婚式というその日、夫の死体が見つかって逮捕され、二人ともシベリア送りになる。
それでも愛する人と一緒なら・・・と思っていたカテリーナだが、そう思っていたのは彼女だけで、セルゲイは彼女に愛想をつかし、早くも別の女囚を口説いてイイ関係になってしまった。
怒りと嫉妬に狂ったカテリーナは、その女囚を道連れにして自殺する。



・・・とまぁ、荒唐無稽なストーリー。(笑)
と言っても、この程度の「ありえなさ」はオペラには珍しいものではない。

何がすごいってエロ表現だ。
もう、「にっかつロマンポルノですか?」ってかんじ。

舞台がはじまり、カテリーナが「私は憂鬱で欲求不満~人生つまんないのよぅー」てなかんじのアリアを歌ったと思ったら、もう舅にセクハラされている。舞台の上でじいさんが彼女に密着してフガフガとせまっているのだ。
ここで「えっ?なに今の?」と思ったら、次はセルゲイ他数名によるメイドの集団暴行シーン。
たぶん肉襦袢を着た体格のいいメイドが、服をひん剥かれて下着一枚状態だ。そしてなぜかセルゲイ以外の男たちは豚のかぶりものをかぶっている。

もう、ポカーーン ・・・・ってかんじで、固まってしまった。

さらにカテリーナとセルゲイの密会シーンがはじまると、まるで「ポルノ映画の公開録画」だ。
しかもわざとやっているのか、獣のように交わる二人の動きがめちゃくちゃ滑稽で、笑いをこらえるのに苦労した。

周囲に目をやるが、みな普通に舞台に見入っていて、半笑い状態は私だけだった。
みなさんわかって来てるんだから、当たり前なのか?
オペラの客は年配の人が多いので、妙な気恥かしさを感じる。

ようやく幕間の休憩。ちょっと一杯飲んで気を落ち着けよう、ウン。

ところで、この新国立劇場オペラシティは幕間の休憩時間を持て余すことがなくていい。
ブッフェも充実してて、飲み物の種類も多いし、ツマミ系メニューやデザートまである。
外に出てもいいので、ホワイエに人があふれかえるということがない。
ついでに、劇場から直結のイタリアン・レストラン「マエストロ」では、演目にちなんだコースなんかも用意しているらしい。 初台という場所はビミョーだけど、ここは好きやわー。


そんなこんなで(?)、後半はウォッカ飲んだくれの華やかな結婚パーティから一転、シベリアへの移送トラックと囚人たちで終わったのだが、前半のエロにやられてしまい、その印象ばかりが残ってしまった。
中学生男子か、アタシは。

あ、舞台美術と衣装、演出はすっごいよかった。
ロシアオペラだから陰鬱なだけかと思いきや、カテリーナとセルゲイのベッドルームはハデハデのピンクだったり、オレンジの下着が登場したりと、色のコントラストが秀逸。
登場人物は明るく、あるいは暗~く、いずれにせよ狂っているので、その狂気を感じさせる演出だった。

こういうわかりにくい演目を観た後に、あーだこーだしゃべったり、教えてもらえるオペラ友が欲しいなぁ。


ところでこの日は、妙な出来事に見舞われた。

幕間の休憩が終わって席に戻ると、私の席に知らないオッサンが悠々と座っている
開演前ならまだしも、幕間の後に席を間違える人間なんているんだろうか?と不思議に思い、「あのー、席まちがえてませんか?」と言うと「あぁ、前の席が嫌だったんでさぁ。交換しようか?」とのたまう。
「はぁ?」と思い、「嫌です、ご自分の席に行ってください」と断ると、「2列目なのになぁ」と言って去って行った。
何なんだ?あのオヤジはっ!?

終演後、キャストが勢ぞろいする拍手タイムになると、わらわらと帰る人たちがでる。
なにせ年配の客も多いので、杖をついている人などは人ごみを避けたいのだろう。
私の席はちょうど通路側だったが、そんな人たちを無視して拍手していたら、
上からじいさんが降ってきた
杖はついていなかったが、階段でバランスを崩したのだろう。「ぬおぉっ」とうめき声をあげるが、こちらもたまったものではない。ぶつかられた肩やら腕がジンジンするが、必死で支えて体勢を立て直してもらう。
なるほど、オペラ観劇にはこんな危険もつきもの・・・・・なわけないやろっ!

はーーービックリした。


最後に、初心者の私がおすすめする入門本を2冊。
興味がある人は読んでみてください。

黒田恭一著「オペラへの招待」 (朝日文庫)
音楽評論家の黒田恭一氏によるオペラ入門書。
初心者向けのとっつきやすいオペラ解説がわかりやすく、さらにオペラ通がどんなポイントを楽しむのかということにも触れられており、そのバランスが秀逸。これ一冊読んでから初めてオペラを観に行くと、きっと1.5倍は楽しめると思う。初版は1989年なので、「お薦めディスク」がCDやLDだったりするのはご愛敬だ。
※なんと太っ腹にもオンラインで全文を公開している。

石戸谷 結子ほか著「オペラ・ギャラリー50」(学習研究社)
メジャーな演目のあらすじ、楽曲、登場人物と相関関係などを1~2見開きでまとめてあるので、私はオペラを観に行く前の予習に使っている。イラスト中心なので、見てるだけでも楽しい。「総合芸術」と言われるオペラにふさわしい案内本だと思う。

でも、初めて観に行くときは、演目を選びましょう。(笑)
スポンサーサイト

Hanakoのデリ特集で「トルコ食材店」として紹介されていた「インターフード」。
最近、トルコ料理がマイブームで、ぜひ自分で作ってみたかったので、かなり期待して行ったのだが・・・・

結論からいくと、「わざわざ出かけて行くようなものは売っておりません」。
トルコのチーズとか、スープストックは珍しいかなと思ったけど、それ以外は特筆すべきものはナシ。
ココとか、アメ横の方が品揃えは豊富。

非常にユルい雰囲気の店で、店番のお姉さん(トルコ人)に「キョフテに使うスパイスって何でしたっけ?」ときいても「料理ノコト、ヨクワカラナイ」とスマイルで回答が返ってくる。
んなヤツに店番さすなーーーっ。

それでも、せっかく来たんだし・・・・と思ってチーズを中心に仕入れてみたが、、、、なんと姉さん、260円の釣りがないと困っている。モシモシ?260円ですよ?

結局、友人に細かいのを恵んでもらってピッタリ払い、苦笑しながら店を出た。


ところで看板にも出てますが、ここはトルコ料理を食べられる店でもあります。
がっ! これもまたキョーレツに現地っぽい。
この食材店の奥に大きなテーブルが置いてあって、そこに8人くらいが鈴なりで座れるようになっているだけ。私たちが行ったときも、これからランチタイムまっただ中と言ってもおかしくない時間帯だったのに、何か作っている気配もない。もっとぶっちゃけると、無許可のゲリラ営業にしか見えない

さすがに許可はとってると思うんですけどね・・・。


あまりに素でユルいので文句すらでない。
むしろ、ちょっとした小旅行気分を味わえるので妙な満足感を得られる、なんとも稀有な店だった。


おまけ)ほぼ自力でなんとかしたトルコ料理
turkish1.jpg
左奥から反時計回りに、レンズ豆のキョフテ、ひよこ豆のペースト(フムス)、焼きナスのヨーグルトあえ。

インターフードで買ったトルコのチーズもかろうじて登場。
turkish2.jpg
トルコ風スクランブルエッグ(メネメン)

>> レシピはこちらを参考にしました

トルコ料理はシンプルでヘルシーなものが多く、日本人の口にも合うので、もっと流行ってほしいなぁ。。。



インターフード

東京都渋谷区代々木2-14-3 2階
03-3320-0340
営業時間:11:00~20:00
定休日:なし?
昨年末のはなし。

初台の新国立劇場に行く予定があったので、その前に新宿で寄り道
・・・と思ったら、ちょっと降りる駅を間違えて、ただでさえ遠い西新宿まで延々歩いた。
これも、田舎もんにはありがちなことだ。

都庁を見上げて口を開けながら写真を撮って、やってきたのは新宿パークタワー。

目当ては「混乱ショップ」・・・じゃなくて、「コンランショップ」本店だ。

大昔、この店がオープンして間もない頃、インテリアバカの私はひとりこの店を探して生まれて初めて新宿駅に降り立ち、タクシーに乗って「コンランショップに行きたい」と言うて運ちゃんにわかってもらえず(アタリマエだ)、とても親切な運ちゃんがメーター止めて聞き込み調査をしてくれたおかげで、ようやくたどり着いたという感動の?エピソードがある。

イケてるインテリアショップは数あれど、やはりここは洗練の度合いが違う。
テレンス・コンラン卿が演出する「金持ちの遊び心」がここにはある。

conran-interior.jpg
コンラン的「お正月」。
いいねえー、遊びまくっているのに、まとまっておる。

この本店にはなかなか来る機会がなかったが、丸ビルがオープンして以来、出張のたびに定期チェックに通っている。本店には及ばないものの、丸ビルの店もじゅうぶん広いので、新幹線待ちの時間潰しに最適。

今回の物欲刺激アイテムは2つ。
conran-items.jpg
テーブルにも椅子にもなりそうな椅子(←椅子やん)、と、マトリョーシカのコンパクト。

基本的に可愛い系のモチーフは苦手だが、マトリョーシカだけは偏愛している。
これを買わなかった自分を褒めてあげたい。

ま、買う一歩手前で踏みとどまった理由は「コンパクトなぞ持ち歩かない」という理由なんですが。

家具もいいんだけど、なかなか狭い賃貸暮らしには無理。
結局、ちんまりしたアイテムしか買えないのがつらいところだ。

それでも、目の保養に定期訪問は続けるもんね。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。